会社が知っておくべき初めての外国人採用④

2019年05月16日

初めて外国人を採用する会社としては、外国人にいつから働いてもらえるのかを理解しておきましょう。


〈外国人が海外にいる場合〉

この場合には、ビザ(在留資格)が取得できてから外国人本人が来日します。そのため通常は、申請から3カ月ほど後から働くことになります。


〈外国人が国内にいる場合〉

外国人が日本にいる分、若干早く働くことはできます。私の経験では、申請から20日後に働き始めた外国人のケースがあります。しかし通常は、約2カ月が目安になると思ってください。


ところで、ここで疑問が生じていませんか?


前回、雇用契約書を出入国在留管理局(通称、「入管」)がチェックするとお伝えしました。そうすると、「いつ」から働けるのか不明確なので、その雇用契約書には「いつ」から採用するかを記載できないじゃないかと、疑問が生じます。


先に結論をお伝えしますと、外国人を採用する日は「雇用契約書を作成した日」からでも大丈夫です。


しかし実際にはまだ許可が下りていませんから、外国人の雇用契約書には、「御社で働くためのビザ(在留資格)」を取得することを雇用の条件とする旨を、記載しておくのです。


こうしておけば、雇用契約書の発効はビザ(在留資格)次第ですから、会社にとってもリスクはありません。雇用契約書がおかしいだろう、ということにもならないのです。


初めて外国人を採用する会社として、雇用契約書の作成については、十分に注意してください。



初めての外国人を雇用する会社・企業・法人様のために、初歩の基本情報からお伝えいたします。

弊事務所では、外国人を初めて雇用する会社・企業・法人様のために、外国人雇用アドバイザーを務めております。

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