会社が知っておくべき初めての外国人採用⑤どのビザ(在留資格)を取得しなければならないか?
初めて外国人を採用する会社として、ビザ(在留資格)の種類を理解しておくことは大事です。
「会社が知っておくべき初めての外国人採用②」の中で、29種類の在留資格があるとお伝えしましたが、すべて覚えることが大事ではありません。
自社で働く外国人は、どのビザ(在留資格)を取得しなければならないかを知っておくことが大事なのです。
しかも、まずは「技術・人文知識・国際業務」というビザ(在留資格)を知ることです。
例えば、「経理・会計」部門の従業員として雇用するのは、「技術・人文知識・国際業務(以下、「技人国」と略します)」の在留資格です。
日本に中・長期滞在する外国人客への営業ならば、「技人国」です。
マーケティング・広告の仕事で雇いたい...となると、やはり「技人国」です。
通訳として雇いたい場合も、「技人国」です。
メカニックで採用する、IT技術者として採用する、...このような場合も「技人国」です。
なんだ、みんな「技人国」じゃないか!?
そう、その感想は、正しいと思います。
では、清涼飲料水を販売する会社で、自販機や販売店を回って、清涼飲料水を補充する仕事の場合はどうでしょうか...?
この場合、残念ながら「技人国」ではありません。
そもそも外国人は、この仕事ではビザ(在留資格)を取得できません。
(あらためてこの説明をいたします。)
初めて外国人を採用する会社として、
外国人が日本の会社で働く場合に必要となるビザ(在留資格)は、ほとんどが「技人国」ということを知っておきましょう。
初めての外国人を雇用する会社・企業・法人様のために、初歩の基本情報からお伝えいたします。
弊事務所では、外国人を初めて雇用する会社・企業・法人様のために、外国人雇用アドバイザーを務めております。
外国人雇用に少しでも興味をお持ちの場合には、外国人の就労ビザ(在留資格)取得に多く関わってきた専門家の研修を受講されることをお勧めします。顧問として、継続的にバックアップさせていただくことも可能です。